製作記録2の続き
ハンドガードの組み立て、組付けにボルト・ナットが必要です。
サイドプレートの取り付け:
六角穴付き皿ボルト M4×10 -6本
ハンドガードの取り付けに:
低頭六角穴付きボルト(キャップボルト) M6×40 -1本
M6 3種ナット -1個
以上です。
段差の大きい積層跡はパテ埋めで均し、サーフェーサーを吹いては研磨を繰り返し表面をなめらかにしていきます。お好みで納得いくまでやって下さい。
一応気をつけていたのですが少しエッジがダルくなったかもしれません。
脱脂してつや消しブラックで塗装します。塗料の種類はお好みで。
まずは内側を筆で塗りつぶし、放熱穴やKeymod穴からはみ出した塗料を研磨で除去して
外側をスプレー塗装。
ついでに中古で買ったマルイ本体も大分光沢が出てしまっているのでつや消しブラックで塗装しました。
次にバッテリーの収納スペースです。
A4ハンドガードには大きな放熱穴?(ガスブロックが見える穴)があり、バッテリーが目立つので穴より後方のスペースに収めました。
まず側面2本のボルトを抜き、バレルを外します。
バッテリー端子はミニTコネクターに交換します。ヒューズは除去。
写真はケーブルを目一杯引き出してる(バレル基部から外してそのままの)状態で、これくらいの長さでカットしミニTコネクターをハンダ付けします。
バッテリーもミニTコネクターに交換しますがケーブルの長さを短めにしておきます。
G-Force NOIR GFG903 7.4V 1300mAh ストックインタイプを使用。
ケーブルを引き出した状態でコネクターを接続
ミニTコネクターとバランスコネクターをバッテリー受けの左右に振り分けるように収めます。
ちょうど大きな放熱穴の手前までで収まっています。
ヒューズレスで済ませようと思っていましたが、やってみた感じミニ平型ヒューズなら入りそうな気もします。マガジンハウジングの内側、チャンバーの横あたりに収まらないだろうか。その場合片方のケーブルの長さにもう少し余裕が必要ですね。
追記:このあとコネクターはXT30に替え、20Aミニ平型ヒューズも入れました。
側面のバレル基部を固定するボルトが露出して目立つのでシリコンシールで埋めてみましたが光沢があるので全く隠れていませんね......
塗装したハンドガードを低頭六角穴付きボルト M6×40 と M6 3種ナット で取り付け。ナット側は実物同様ザグリに埋まる形。
アクセサリー類を準備します。
Magpul AFG2 Replicaです。レールにスライドして入れるタイプのアクセサリーはレールの塗膜を削ってしまうので内側を少しヤスリがけして緩めにします。
付けっぱなしにするつもりですが、その一度の装着で塗膜が削れるので調整必須です。
実物削るの勿体ないので、その点でむしろレプリカで良いかと思います。
フラッシュハイダーは標準の状態ではA2と同じ三叉ハイダー、サプレッサー(B&T ROTEX Ⅲ)装着時はQDハイダーになります。QDハイダーはサプレッサーとセットで支給されるのでしょうか。KSKだとQDハイダー装着率がぐっと上がります。エアガンパーツではVFC HK417用ハイダーが適合します。
KA4のスリングスイベルはレールに取り付ける
B&Tのスリングスイベル(回転軸が無いのでスイベルじゃなくループでは...?)が標準仕様です。3Dプリント製ハンドガードに取り付けるのは強度的に少々不安があったのですが、付けてみたところよほど振り回したりしなければ問題なさそうです。
支給品の同スイベルにはヒモが付属するのでHKフックを介さず、ヒモに直接スリングを接続することも出来ます。
やはり不安がある場合はトップレール前方にスリングスイベルを付けるという使用例もありました。レプリカトップレールもナイロンファイバー製ですが補強も入っていますし取り付けボルトに近い位置なら強度的にも問題ないと思います。
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Tag der Bundeswehr 2018よりKSK |
スリングは支給品同様の5.11 Vtac 2Point Padded Sling -coyoteを使用します。
HK Parts.netから同様のスリングスイベルを購入出来た方がいるのでおそらく買えると思うのですが、入手が難しいようならシンプルなレイルスリングアダプターのレプリカ(例えば
こんな)を目立たない位置に付けて代用するのも良いかと思います。
定番のLLM01(element製レプリカ)とリモートスイッチとホルダーは実物です。
このホルダーの入手は出物の機会を待つしかないかと思います。有志がコピーを作ってくれることを願いましょう。
サイドレール等のアクセサリーはKeymod規格のものが使えると思いますが(持っていないので確かめられず)Hkey規格も取付可能でした。Hkeyの方が穴の規格が小さいので一応入るという事だと思いますがスイッチホルダーを付ける程度なら問題ないかと思います。
ただハンドガードの塗装膜が傷つくのでアクセサリーの裏側にテープを挟むなど何らかの保護が必要ですね。Keymodアクセサリーを使う場合も同様です。
光学サイトはKA4標準のEoTech EXPS3とG33を載せ完成です。
電動ガンなのでP-MAGが使えるのも嬉しいポイント。
実物のKA4ハンドガートと並べて比べるならやはりKeymod規格なのが気になりますが、ゲーム用としては十分満足できる再現度だと思います。本体を塗装した際に「TOKYO MARUI~」の刻印は埋めたのですが「G36KA2」の「A2」も埋めたら良かったですね。
実際ゲームで使えば塗装が剥がれる部分も出てくると思いますが、ちょこちょこタッチアップしつついずれ迷彩塗装しちゃおうと思います。
追記:
MSYさん製作の3DPパーツを使ってULTIMA製VFC G36K用 Hkeyハンドガードを取り付けました。やはりちゃんとHKeyが良いですね。アルミ製で質感や堅牢さにも安心感があります。MSYさんが過去販売していた3DPパーツは再受注可能だそうですので欲しい方は問い合わせてください。この電動で使っている
拡張タイプマグリリースもMSYさん製ですよ。
ULTIMA製 G36K Hkeyハンドガードはかなり良く出来ているのですが、唯一問題点を上げると先端のカット(角度)が実物のK用と異なります。
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AFGが付いている方が実物のK用HKeyハンドガード |
ULTIMAは同時にフルサイズ用、C用も発売しているのですが、どれも先端のカットは同じ。実物のフルサイズ用とK用は先端のカットが異なるのですが、おそらくフルサイズ用を採寸しK、C用はそれを短くする形で設計してしまったのだと思われます。
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実フルサイズ用 先端がK用と異なる |
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ULTIMA製3種 どれも先端が同じ角度ですね |
この1点を除けば高い再現度でエアソフト用として申し分ない現状唯一無二に製品だと思います。VFC用ですので当然VFC G36にはポン付け可能です。HKey用レールのレプリカも発売していますが、ドイツ連邦軍のKA4用としてはMサイズを買って下さい。どちらも今更でもう売っていなさそうですが、手に入る機会があれば入手オススメします。