Bundeswehr Airsoft & Milsim ドイツ連邦軍 装備 エアソフト & ミルシム

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ドイツ連邦軍 装備 エアソフト & ミルシム

2020年8月13日木曜日

エアソフトでのG36K KSK仕様再現 KA1&KA4

ドイツ連邦軍 KSK(KommandoSpezialkräfte)仕様のG36Kのエアソフトガンでの再現を改めて記事にしました。

まずはG36KA1、2001年頃から2014年頃まで使われていました。KSK仕様のG36Kとしては最もメジャーかと思います。仕様についてはアントン重工業さんの記事ポン酢さんの記事を参照して下さい。

G36KA1:

このバリエーションに関してはそのものな仕様のガスガンがVFCより「G36KSK V2 GBBR」として発売されていますので、それをベースに足していくのが最も簡単でしょう。(電動ガンでの再現はこのあと東京マルイ製を取り上げますのでこのまま読み進めて下さい)

VFC G36KSK V2ベース

足していくものとして、まずホロサイトはEotech552です。レプリカでも年代的に古いタイプのロゴのものが良いかと思います。操作パネルがフラットなボタンのタイプがよく使われていますが凸ボタンのタイプも使われていますので気にならなければ良いかと思います。G23マグニファイアもよく併用されています。

倍率のあるサイトとしてはELCAN Spector DR gen3 5.56 1-4×もよく使われています。上の画像ではEvolution Gear製のレプリカを載せています。

ライトはLLM01でVFCとElementからレプリカが発売されています。

Element製は新旧ありまして、新型が発売された際にレビューして下さっているブログがありますのでそちらを参照して下さい。ちなみに当初新型はライトなどの機能のないダミーでしたが後に実用できるタイプが発売されました。
スイッチ類 左上:実物丸形スイッチ 左下:VFC丸形スイッチ
 右上:実物テープスイッチ 右下:Elementsテープスイッチ
KSKでは丸形スイッチもテープスイッチも使われていますが、丸型スイッチは上の写真のL字コネクターの他、初期の物と思われる真っ直ぐなコネクターの物があり、ケーブルが短いものが多いようです。長いケーブルはスコープ横用のマウント用に使われるものかと思います。
VFCのものはスイッチ自体がやや大きいのですがコネクターとケーブルの長さはそれっぽいのでベルクロバンドを付け足してやればそれらしくなりそうです。
Elementのテープスイッチのほうはフォアグリップにテープで巻いてしまえば使用時は握っていてあまり外観が気にならないかと思います。ケーブルは実物はフレキシブルパイプで覆われているのでそこは目をつぶる方向で…


フォアグリップはKAC製HKフォアグリップやB&T製Unigrip QD with Bipodや折りたたみ機能付きのUnigrip QD with bipod Foldableがよく使われています。

ドイツ連邦軍納入のHKフォアグリップはLLM01のスイッチをスリットに差し込める機能が付いています。この納入タイプも使われていますが、通常のKACタイプも使われていますのでどちらでも。

サイレンサーもKACです。VFC G36KSK V2であればVFC製のKAC M4QDサイレンサーをそのまま取り付けることが出来ます。厳密にはドイツ連邦軍納入モデルの刻印は異なる可能性が高く正確な刻印がよく判らないので気になる人は調べてくれるとありがたいです。

VFC KAC G36QDハイダー(KSKハイダー)は以前から単体パーツとして発売されていまして、G36KSK V2以前の旧型は先端の切り欠きが無い為サイレンサーが定位置まで差し込めず装着できません。いま販売されている単品はG36KSK V2と同じ切り欠きのある形状になっていますので、これから購入する方は中古品や古い在庫品は要確認です。

お気づきかと思いますがKA1はレールハンドガード等KACのパーツが多く導入されており、スリングスイベルもKAC製が採用されています。これは実物。目立つものでもないのでレプリカでも問題ないのですが、最近は逆にレプリカがもう売ってない気がしますね。

スリングはV-Tacスリングのコヨーテがよく使われていますが、現行製品はマイナーチェンジしてしまったので旧型が手に入ればそちらを使いましょう。


次に電動ガン、東京マルイ製のG36KA2をベースにKA1仕様にしたものです。
東京マルイ G36KA2 AEG ベース

上の写真はハンドガード(RAS)、トップレール、フラッシュハイダーはG36KSK V2発売以前よりカスタムパーツとして発売されていたVFC製です。マルイのフレーム形状からRASとフレームの間に大きな隙間が出来てしまいますのでレールカバーで隠しています。(この後、隙間部分のロアを延長するよう改造して塞がりました)

トップレールは若干のネジ穴拡大、調整とはめ込みが硬いのでプラハンマーで叩いて装着しています。ハイダーはそのまま装着可能です。

BUISは前後とも東京マルイMP7のものを流用しています。ご存じの通りマルイのMP7はリアルサイズよりやや小さいのでBUISも小さいですね。出来ればリアルサイズに近いVFC製推奨です。
※と思っていたのですが、そもそもKA1のBUISはKAC製とのことなのでMP7用はいずれにせよ不正解でした。

VFC製パーツは元々GBB用ですのでマルイAEGに装着するには加工や工夫が必要になりますが、Begadi製パーツは各社AEGを想定しているようでこちらが良いかもしれません。RASも実物とは若干寸法が違ってしまいますが長さが延長されて隙間が出来ないようになっているようです。トップレールもハイダーも発売されていますのでこれで揃えることも出来ますね。

ストックはマルイKA2のストック(フルサイズストック)を実例に基づいて切って繋いで短縮するカスタムを施しています。実際のKA2も途中からCサイズストックに切り替わったのでマルイCストックを入手して交換するのも良いでしょう。もちろんフルサイズストックのまま使われている例も多いのでそのままでも問題ありません。

KA1については以上で、次は2015~現在まで使われているG36KA4の再現について以前の記事では触れなかった部分や更新された部分について

G36KA4:


ストックとトップレールは以前の記事と同じです。トップレールはUFC製も入手したのですがこちらも穴位置の加工は必要でした。

ハンドガードはB&Tタイプから写真のスリムラインHKeyハンドガードになり再現度があがりました。
上の写真はVFC GBBベースですが、マルイなどのAEG用のハンドガードの3DプリントCADデータが販売されているので、これをDL購入してDMMなどの3Dプリント屋さんにオーダーすればパーツ入手可能です。(以前見つけたデータはもう販売終了してしまったようですが、今後新たにアップされるかもしれません。)

追記:
AEG G36K用の3Dデータが再公開されていました。またいつ公開終了するか分からないので取り敢えずデータだけ買っておくのも良いかと思います。

S&T用
SRC用
私の仲間内ではマルイ用にはS&T用を選択されていました。私もS&T用を買います。
3Dプリントの歪みなどもあるでしょうし何れにせよ要調整かと思います。

裸の男爵さんに製作依頼された方がいらっしゃるので興味のある方はコンタクトして下さい。

サイドのHKeyレールはとうげんきょう氏製作の3Dプリント製です。(追記参照)

KA4はマグキャッチリリースが人差し指で操作しやすいようトリガーガード方向に枝が伸びている拡張タイプになります。こちらは実物をたまたま入手。

またLLM01のスイッチはレールに取り付けられる専用ホルダーに挿しています。スリングスイベルはKA4用スイベルが入手出来なかったので適当なスイベルを加工して似せています。(と書いている今さっき入手出来そうな話が転がりこんできたので入手出来たら追記します)

スリングは以前のV-tac製から近年使用例が増えてきた5.11製V-tacスリングにしました。以前から少し使用例が確認されていたのですが、EGB中隊などへのKA4の普及に伴ってKSKでもEGBでも使用例が多くなっている気がします。おそらく以前は特殊部隊だけの使用だったものがKA4とともに一般空挺へも支給されることになるにあたって生産納入能力や価格などで5.11製に軍配が上がったのではないかと想像しています。

同じコヨーテなのですが色が全然違いますね。使用例の画像でも違いが分かります。あとは樹脂のスライダー(日の形のパーツ)の色や伸縮させる金具の取っ手が異なります。

G33マグニファイアもEXPS3とセットで支給されているようで使用例が多いので、Evolution Gear製レプリカを装着しています。良い出来で実物のEXPS3と並べても遜色ありませんね。

最新はG95Kでは?とお思いでしょうが、まだ装備再現が難しく意欲が沸かないのでご容赦下さい。新型小銃の採用も控えていますし。

ドイツ連邦軍、特にKSKの装備を扱うことの多い当ブログですが、最もアクセス数の多い記事は先述の「VFC G36KのKA4モドキカスタム」記事でして、やはり装備よりエアソフトガン関係の関心が高いようなので、エアソフトガンから入ってKSK装備の記事も見てもらえたら良いなとKSK仕様再現のG36Kを改めて記事にしてみました。突貫更新なので実際の使用例の画像は省略しましたのでhttp://photobw.info/など参照してください。

追記:スリングスイベルとHkeyレールを交換しました。


スリングスイベルはB&Tの樹脂製が支給されているようです。H&Kの金属製を入手した方から使われている物と表面の艶が違うと聞いていたのですが、これでやっと理由が分かりました。H&K製より価格が大分安いことから支給品に選ばれたようです。

Hkeyレールは純正ショートタイプ(74mm)です。締め込みトルクが書いてあって格好良いんですがLLM01のスイッチホルダーやら付けると見えなくなってしまうんですよね。



細かいところなので全体の雰囲気はあまり変わりませんね。
下に敷いてるのはドイツ連邦軍支給のブランケット。

更に追記:フラッシュハイダーをVFC HK417用に交換、B&T ROTEXⅢサプレッサーのレプリカを入手
廃盤のようでなかなか見つからなかったB&T  ROTEXⅢのレプリカ(メーカー忘れました)を海外エアガンショップで見つけてやっと入手。それに合わせてハイダーもVFC製HK417用に交換しました。

右がVFC G36KSKに付いているKAC QDハイダー。先端の切り欠きや根本のザグリが異なるのでROTEXを固定出来ません。

Tag der Bundeswehr2017より。
カバーつけてる人も居ました。おしゃれなので真似したいですね。

KA4はあとトップレールを実物同様のものに替えられたら完成でしょうか。
ロアーの滑り止め付きグリップはどうにもならないので、VFCがKA4をリリースしてくれたら解決するんですが、それもここまで作ると複雑な気持ちですね。

KSKの装備にも興味が出た方は毎回キットリスト付きで記事書いていますので、右カラムのラベル「KSK」から参照して下さい。質問にも出来る限り答えますのでコメントして下さい。

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