Bundeswehr Airsoft & Milsim ドイツ連邦軍 装備 エアソフト & ミルシム

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2019年4月21日日曜日

Lindnerhof Taktik Plattenträger Gen.Ⅲ Early Type

先日入手致しましたLHTプレキャリGen.3の初期型(以下、アーリーGen.3)と後期型(以下、Gen.3)の細部の違いを比較します。


アーリーGen.3と付属していたポーチ類支給キットとしては不足しているものもありますが、タグは2008年検品のシール付きで最初期支給のものである事がわかります。
例)G36 Einzelmagazintasche Gen.2
比較写真として下手すぎですが上がアーリーGen.3(2008年製)、下がGen.3(2011年製)です。
左アーリーGen.3(2008年製)、右Gen.3(2011年製)

まずはフロントパネルから。
①アーリーの方はショルダーストラップの根本左右にDリングが付いています。
②クイックリリースワイヤーのハンドルを挟むベルクロ面のフラップ部分表に、アーリーはベルクロがありません。
③ショルダーストラップのフロントパネルへの縫い付け方、Gen.3は補強の為か短いナイロンテープが重ねてあります。
こちらで言及されているフロントパネルの縁に沿っての斜めの縫い付け、アーリーにはあるんですよね。
08年製(アーリー)には縁の斜め縫い付けはあり補強のテープは無く、10年製では補強テープが付いて斜め縫い付けがなくなり、11~12年製では補強テープと斜め縫い付けともにあるということになりますね。
ちなみにショルダーストラップの素材は11年製は固いものになっています。
④ショルダーストラップのクイックリリースワイヤーを通す部分がアーリーはチューブ状の部品になっています。
⑤ショルダーパッドの角がアーリーは丸、Gen.3は角です。

フロントパネル下のベルクロ部。アーリーの方がたっぷり贅沢な使い方、というか無駄が多いですね。

バックパネルにいきます。
⑥アーリーはDリング付き。Gen.3はドラッグハンドルが付いています。
⑦ショルダーストラップを通す部分の形が違います。強度的に過剰だったという判断でしょうか。
ショルダーストラップ、自分に合わせてそれぞれ同じくらいに調節したのですがアーリーは短くて調節幅が不足しそうですのでGen.3で長くなって納得です。
カマーバンドもアーリーのほうが少し短いですね。

 アーリーのカマーバンドはマガジンやラジオが入る程度のポケットになっています。水抜き穴もそれぞれ開いています。
Gen.3のほうはアーマー用のポケットですね。
そしてこれはアーリーとの差というより製造年代の差でもあるのですが、ウェビングはマテリアルの変化で後の物のほうが薄く柔らかくなっています。

使用例は特徴が分かって探すとポツポツと結構見つかります。初期型ですので当然Gen.3の支給が早かった特殊系で多く見つかりますが非特殊系の空挺でも見られます。
右の人 Dリングと胸のベルクロなし
カマバンのポケットを使っていますね。前のDリングも見えます。
バックパネルのDリングと肩パッドの形


追記:ルキポンさんがブログ「ポン酢」にてGen.3プレキャリのフルキットを記事にしてくれていますので参照して下さい。


ルキポンさん入手のGen.3キットではG36 DoppelmagazintascheがGen.3になっていますね。
丁度良い機会なのでG36 DoppelmagazintascheのGen.2と3も比較したいと思います。

右からGen.2,3,4です。
Gen.4は大きく形が変わっているのでわかりやすいですが
Gen.2と3はフラップのドットボタンの位置が違います。
この部分で殆どの場合見分けが付くと思います。

裏側、Gen.2から3でウェビングの真ん中の一列が省略されました。
Gen.4はパルス版で、マリスクリップ版を持っておりませんので比較出来ませんでした。

マガジンを入れた様子。Gen.2は正面が左右の面より一段低くなっています。
これがGen.3とのドットボタンの位置の違いになるわけですね。
Gen.4は深さが浅くなりフラップも長くなっています。

Gen.2のタグ、私の手持ちはすべてこのアーリーGen.3に付属していたものと
同じタイプでしたので2008年製と思われます。

Gen.3のタグ、LHTタグは2008年Gen.2と同じですが型番タグが違います。
2009年9月製で、ASDナンバーなどの記載がありませんので民間向けタグかも知れません。


同じくGen.3のタグ、LHTタグが変わりました。
2009年12月製でASDナンバー記載のある型番タグです。

2019年4月17日水曜日

「RAIJIN DRUMS 2019 Roll of Thunder」at T-MOUT

 4/7/2019 T-MOUTにて「RAIJIN DRUMS 2019 Roll of Thunder 欧州連合加盟国(とその仲間たち)軍SF装備でCQB訓練ごっこ撮影会をしよう!」を開催致しました。

今回はこれまでのRAIJIN DRUMSと異なり参加者を各国スペシャルフォースとそれに準ずる部隊に限り、実際にマンターゲットなどを設置したキルハウスでエントリーやクリアリングの方法を相談したり試行する様子をCQB訓練としてそのまま撮影してしまおうという企画です。元のRAIJIN DRUMSとの区別のためサブタイトルを付けました。雷神の太鼓とドラムロールで掛かって良いなとRoll of Thunder(雷鳴)としましたが、元々あまり正式タイトルで呼んでもらえないイベントです。
参加国をミックスしての4人1チームを組んで、2チームで手分けしてクリアリングして貰いました。その後は各々のグループで自由撮影。
4人のカメラマンさんに撮って頂き良い写真が沢山撮れましたので、その一部をスライドショーで。▷をクリックして下さい。





またTwitter、Instagram、Facebookで#RJDM19Rot #雷神太鼓19雷鳴 のハッシュタグを検索していただくと参加者の方々の投稿がご覧いただけますので是非どうぞ。

自由撮影ではKSKで合わせた若妻氏、とうげんきょう氏、私とチェコSFで参加のozoneさんでチームを組んでの撮影。











2010~13年頃を想定したKSKブリーチャーです。今回プレキャリは直前に入手した初期型のGen.3(私の仲間内ではアーリーGen.3と通称されています)を使用して古参を気取ってみました。アーリーGen.3とその後のGen.3の違いについては改めて比較する記事を書きたいと思います。

LHT Plattenträger Gen.Ⅲ Early Type -5ftd
LHT G36 Einzelmagazintasche Gen.Ⅱ -5ftd *3
LHT G36 Doppelmagazintasche Gen. -5ftd *1
LHT 40mm 4er Tasche -5ftd*2(FMA Mk13 FlashBang Dummy&Real Mk13 FlashBang Used)
LHT Schrotpatronen panel -5ftd
Benchmade 7HOOK
TAG MOLLE Folding MBITR Pouch -Khaki
LHT Trauma Kit -MC
NAR C.A.T -BlackTip
LHT Wasserblasenträger 3Liter -5ftd
LHT Ladungstasche -Khaki (Flexible Linear Charge Dummy)
LHT EinzelWerkzeugtasche -Khaki
Ruhl Tech Alti Houly Breaching Tool Dummy

LHT Modularer Ballistikgürtel-Khaki
Eagle Industries Extraction Quick Release Belt Replica -FG
Eagle Industries Helicopter Restraint Tether Replica -OD
LHT Pistolen Einzelmagazintasche 2er -5ftd 
LHT Abwurfsack Gen.Ⅱ -SGO
LHT DM35 Tasche -5ftd
LHT Langwaffenhalterung -Khaki
Safariland Tactical Holster USP/UTL Mk.2 (w/G-Code Beltslide)

TC APH Replica
ops-core  Head-Loc X-Nape
LucieNVG mount
SureFire HL1-A-TAN
FMA PRC-148 MBITR Dummy (w/THALES BroadbandAntenna)
Peltor TK5-DKSK Dummy
Peltor ComtacⅡ KSK custom

Crye Precision AC Combat Shirt -MC
Crye Precision G3 CombatPants -MC
Vtac Cobra riggers belt
SUUNTO VECTOR XBLACK

Oakley Si Ballistic M-frame 2.0
BHI S.O.L.A.G. Full Finger Gloves with Kevlar
LOWA Zephyr mid TF

VFC G36KA1 (GBBR V2)
Element LLM01 Replica (w/Real RemoteSwitch)(w/Real RemoteSwitch&holder)
Eotech 552 Replica
Vtac LAMB UNIVERSAL SLING ATTACHMENT Replica
Vtac Sling Mk2 -coyote
Tanaka P8 Modelgun
element UTL Mk.2Replica
TM M870 Breacher(w/Bungee cord sling)


総勢24名6チームを2チームごと行ったわけですが時間的にはギリギリといったところで人数規模としてはこれくらいが限界かもしれませんね。動画の撮影もあまりカットを割ったりカメラ位置を変えたりしている時間がないので、次回は複数の動画カメラが欲しいところです。反省点も多いですが参加者の方々には楽しんで頂けたようで何よりでした。待っている時間も長かったと思いますが、格好良く装備を決めた方々が格好良い動きを練習している様子をキャットウォークから眺めているのも楽しいですね。
 他に代わるところがないのでまたT-MOUTさんということになるかと思いますが、反省点を踏まえてもう一度くらいやりたい感じです。