Bundeswehr Airsoft & Milsim ドイツ連邦軍 装備 エアソフト & ミルシム

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ドイツ連邦軍 装備 エアソフト & ミルシム

2023年4月3日月曜日

ミリオタ筑波山登山&地形利用研究会に参加してきました

 3/18 わいとさんの声掛けによる「ミリオタ筑波山登山&地形利用研究会」に参加してきました。イベントTwiPla

筑波山近い&そういえばちゃんと登ったことないなと参加。

軽く事前打ち合わせをして行動計画を策定。

9:00  筑波山神社集合・予定確認
9:30  御幸ヶ原コース
12:00 男体山山頂・昼休憩
13:00 山頂連絡路
13:30 女体山山頂・白雲橋コースにて下山
15:30 筑波山神社到着・解散

以下の実地を行うことに。
○座標同定:チェックポイントを定め地図とコンパスを用いて自分が今いる位置や目的地・目標物の座標を確認する

○地形把握:予め登山道について地図をもとに地形を予想する。現地にて実際の地形を見比べ予想との差異について記録する

○地形利用:想定シチュエーションのもとで攻撃・防御・野営等に適した地形を事前に予想する。実際の地形を見比べ予想との差異を記録する

○行程管理:事前にチェックポイントを定め、通過予定時刻を設定する。実際の所要時間との差異や体力消費の度合いについて記録する

○筑波山確保の戦術的価値検討:筑波山を確保する意義をマクロな視点で検討し、地形利用に反映させる

私は上記のうち現在地座標同定の実地を提案したのでチェックポイントの設定を行いました。筑波山は幾つかある登山道以外は侵入出来ませんので、登山道の範囲で現在地座標のチェックポイントを設定。

各チェックポイントについて事前に地図上から推定に役立ちそうな情報を読み出しておきました。(地図読みは素人です。今回初めて1/25000の地図を印刷して用意しました)
進行方向の変化、高度、周辺の目標物(西にケーブルカートンネル入口など)、勾配の変化、周辺の地形(尾根と谷)など。

地形や周辺の情報から設定したポイントに到達と推定したら、スマホのGPSマップで実際に位置を調べ、推定した現在地座標との際を確認する。また30分おきに同様に現在地座標を推定しGPSマップで確認。Discordチャンネルに報告を書き込む。といった予定。

当日は雨予報でしたので印刷したマップは油性ペンで書き込めるようにA4クリアOPPケースに封入。そして当日…

予報通りの雨
マップを見る私
立派な木とわいとさん
男体山頂
何も見えません
女体山頂
何も…
巨岩の隙間を登る私
白雲橋コースは巨岩が一杯で楽しい

後日AARを行い問題と今後の課題を確認。

実際歩いてみると、足元に注意して登り(下り)つつ、周辺の地形などの情報を見つつ、マップなどを見つつと忙しい。体力的余裕がないと頭脳的余裕もありませんね。下りの白雲橋コースは岩場が多く足を滑らせることもあったのでより余裕がありませんでした。
ミリタリー的には更に周辺警戒も同時にしなければなりませんので足場の悪い場所では交互前進などの工夫が必要かなと思いました。

使用したアイテムの不備としては、現在地の推定にSuunto COREの高度計を参照したのですが、麓(筑波山神社)でキャリブレーションしても数十m以上のズレが生じていました。気圧で計測するので雨天も影響したかもしれません。
またマップを封入したOPPフィルムに油性ペン(マッキー極細)でもやはり濡れると書けませんでした。ちなみに下りではスマホも濡れてタッチパネルが操作出来なくなったので、報告代わりにライトインザレインに油性ペンでメモしていったのですが、こちらも濡れるとインクが乗りにくくて書きにくかったです。やはり紙には濡れても書ける鉛筆が最強かもしれません。一応ドイツ連邦軍推奨鉛筆は6Bです。
またドイツ連邦軍で油性ペンといえばSTAEDTLER Lumocolorですが、OPPフィルムに書いた時の乾きがマッキーより遅かったので使用しませんでした。

個人的には楽しみながらの体力増強が今の目標なので、一泊出来る装備を持って登ってみようと思っています。