10/13~14に長野県 御嶽スキー場で行われたMFE04に参加して参りました。
今回のロケーションはシーズン中にはスキー場として営業しているゲレンデ、リフト乗り場や休憩施設などで、スキー場ですので当然それなりの広さと勾配があります。そもそも私はスキーをやったこともなくスキー場に来たのも初めてで、事前にマップを見て分かっていたつもりだったのですが、状況開始地点までの高低差300m距離1.8kmの徒歩移動(荷物は自動車で運搬済み)でその勾配と広さをやっと実感出来ました。
着装していないとはいえ、これがハイキングのような服装で地面も整備されたコースであれば気持ち良いぐらいだと思うのですが、若干柔らかい地面は歩きにくく、強い勾配が単調に続き、到着予定時間に間に合わず脱落者が出るのも致し方ないかと思いました。全員車で輸送した方が良かったという話も出て時間を考えるとそれも良いですが、やはり状況開始前に実際にゲレンデの地形を見て雰囲気を知ることが出来た点は良かったのかと思います。
今回のMFEからファスガンが採用され、かなり時間がかかると懸念していた大人数のデバイスの取り付けとゼロインもスタッフの人数とシステマチックな流れ作業で効率的に済ませることが出来て素晴らしかったと思います。ゼロインの標的が距離が近いものだけで不足だったプレイヤーもいたようなので、次回はファスガンさんが標的を増産して下さることを期待します。
CJSOTF-141の2ndSQD"Bastion" でMG射手を務めました。MG射手はMG3を借りて参加したMFE01以来2度目です。
Photo by Raynさん@Alrayn_TW |
Photo by いなさん@ina_r1z |
今回はMG4の代用としてMG36想定仕様G36を使用し、装備も2015年~のFallschirmjägerにおけるMG4射手の装備を参考にしつつMFEで必要なアイテムも収められるように構成しました。
夜間はKIAとなり屋内に待機していた時間がわりと長く実際の気温を確認していなかったのですが、準備段階では現地の最低気温は-8℃もあり得るとの予想があり、それを想定した被服の構成で挑みましたので装備と合わせて記録しておきます。風もなく実際の気温は想定より高かったと思いますが、この被服構成で十分余裕がありました。
Millet Drynamic Through V Long Sleeve Underwear(ドライレイヤー)
THE NORTH FACE L/S Hot Trousers(ベースレイヤー下)
THE NORTH FACE L/S Hot Crew(ベースレイヤー上)
この上にホーゼ、ブルーゼを着る。
Leo köhler Kommando feldbluse-5ftd
Leo köhler Einsatzkampfhose -5ftd
Carinthia Softshell Jacke SpezKr(防寒着その1)
BW Sympatex Nässeshutz Anzug(雨具兼防寒着その2)
Yates COBRA CQB Belt
Under Armour skull cap
Hoo-rag Original - Mossy Oak Blades
Rothco fleece neck warmer -Black(夜間はHoo-ragから交換)
Mechanix wear original gloves - coyote
Mechanix wear SUB35 winter gloves -Realtree Edge(防寒用手袋、オーバースペックで出番無し)
Oakley FLAK 2.0 -Matte Black(いつものミルシム用度付き)
DARNTOUGH #1466 Hiker Micro Crew(ウールソックス、同様の替えも携行)
LOWA Zephyr GTX mid TF - coyote
Petzl Tactikka RGB(薄っすら赤光になるようにテープを貼って減光)
Suunto Core All Black
MSA TC APH Replica(Ops-core Head-Loc X-Nape)
LucieNVG mount
STREAMLIGHT Sidewinder Compact
LHT Plattenträger Gen.Ⅴ -SGO
LHT Adminpanel -5ftd(ペン、コンパス、紙マップ)
Silva starter 1-2-3 compass
LHT Zubehörtasche waagerecht -5ftd(ホイッスル、防水メモ)
NAR C.A.T
ITW-Nexus GRIMLOC(小物に付けた脱落防止コードを接続)
LHT Mehrzwecktasche mit Reißverschluss schmal -5ftd(Tac端末とモバイルバッテリー)
LHT Medictasche traumasatz -5ftd
TasmanianTiger Mag L Pouch -OD(500mlペットボトル)
LHT MG4 magazintasche -5ftd
LHT Wasserblasenträger 2Liter -5ftd
LHT Universal Granatentasche S -5ftd(特小無線機用)
ファスガンへの干渉問題があり今回の無線機は特小無線、IP無線機が使われました。特小無線機はロングアンテナタイプを出来るだけ高い位置になるように背中側の肩に装着。
実用を考えるならダミーラジオやポーチに無線機全体を収納するのは避けるべきと思います。
LHT Abwurfsack Gen.Ⅱ -5ftd
EVERNEW コンパクト折り畳みマット -OD
(防寒着、雨具、替え下着、携行食料、飲料、予備電池、工具、MG弾丸想定のウェイト(6kg)、使い捨てカイロ、携行トイレ)
Umarex S&T G36V AEG
Rheinmetall LLM01 (Element)/ Real RemoteSwitch&holder
ELCAN SPECTER DR Gen.3 1-4X Scope Replica (Evolution Gear)
Vtac Sling Mk2 -coyote
TM C-MAG
携行品の重量が重くなったので、いつもでしたら使わなくても持つ拳銃を今回は泣く泣くオミットしました。MG弾丸想定のウェイトは出来るだけ体積の小さい重りを考えてトレーニングプレート2枚(5kg)+水(1kg)にしました。
ホイッスルは無線不通時などの信号用として部隊統制で携行。 取り出して使うものはペンでも何でもコード付けてグリムロックに繋いでおく |
エバニューの折り畳みマットに穴を開けてバンジーコードを通しダンプポーチに接続し、急造タクティカル座布団に。急に立ち上がっても繋がっているので後から畳んでダンプポーチに放り込めば良い。 |
年々参加のハードルが上がっているのでは?というMFEですが、参加してしまえば装備や心構えに関してはチームのミーティングで経験者からアドバイスが貰えますので、悩むより参加してしまうことだと思います。
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