5/3~4にNMVA朝霧野営場で開催されたミルシムイベント「MFE01」に参加してきました。前回までの「Mason rock」からタイトルが変わりましたが内容は引き継がれています。
以前参加した時の弊ブログ記事はMilsimタグを参照してください。
今回はBlue Team 3rd Squad "Chimera" ドイツ連邦軍装備12名による分隊で参加です。指揮班 Ziege(山羊)2名、偵察班 Schlange(蛇)5名、火力班 Löwe(獅子)5名の3班構成。私はLöwe班で後述のMG3で分隊支援機関銃手役。
Day1
ACT1 12:00 拠点防衛、事前に予測された敵の侵入ルートからLöwe班は最北西側に監視ポイントを定めMG3を設置し監視を行った。結果そこからの敵の侵攻は無かったが、終了後に聞いた話によるとRed Team 1st Squadがこちらを一方的に観測し侵攻ルートから外した模様。結果としてはそのルートからの侵攻は抑えられたものの、こちらの隠蔽および索敵監視に問題が残った。偽装ネットを借りて持っていたのですが一度掛けてみたらMG3の各部突起と地面の岩に引っかかって、網にかかった魚状態で移動できなくなったので止めました。
その後、我々の位置より南西側を監視していたSchlange班が敵の攻勢を受け全滅。我々はZiege班に合流し防御戦闘にあたった。私はMG3の電動ドラムマガジンの不調(後にコネクタの接触不良と判明し解消出来た)で満足な射撃が出来ないまま、左腕負傷。迫る敵に拳銃片手撃ちで応戦するも訓練不足で全く命中せず戦死。東西どちらからかわかりませんがおそらくCPまで侵攻されて敗北となりました。
ACT2 14:30 敵に奪われた拠点の奪還ミッション。我々3rd Sqdは他3分隊と共に西側から侵攻。散発的な敵の攻撃にあい(威力偵察?)、敵影確認の指示を受け稜線に登った私は、稜線を越えたすぐ向こう側に12時から6時方向へ向かって移動している兵を発見。攻撃を受けている状況で焦っていた私が「敵を発見」と報告してしまうが、移動してきたのは敵ではなく友軍であり、友軍誤射を招いてしまった。友軍の装備把握、無線やATAKでの位置確認などの回避方法があったが焦りひとつで全て吹き飛んでしまった。誤射を受けた友軍の方、申し訳ない。
その後、敵CP方面への一斉攻撃に参加。敵がスモークを張りこちらの攻勢が鈍り一時停止したが、指示の変更が無かったためそのまま攻撃を続行するべく前進したところ、銃撃を受け戦死。敵CPへの侵攻は失敗し敗北。
19:00~
Day1の状況は終了。食事を取りつつ反省会。21:30頃には解散し各自就寝。
今回はテント泊は諦め荷物を減らして、車の荷室に寝袋で寝たのですが簡単でいいですね。
ツェルト泊するなどの目的がなければ今後もこの方法で良いかもしれません。
02:30起床。
Day2
ACT3-1 4:30 我々はHVTを確保するスナッチャー部隊を援護するために東側に展開。敵陣地の監視を行った。
ACT3-2 我々の居る東側LZが使えなくなった(ヘリが撃墜された?)とのことで西側LZへ向かう部隊に合流。前線へ向かい敵防御線の突破を図る。味方のKIAや配置転換でごちゃごちゃしつつも生き残った3rd Sqd隊員と突破を図ろうと攻撃を行っていたところ、HVTを警護してた部隊が攻撃を受け敗北となりました。
(以上はいち分隊員の視点ですので全体の事実とは異なる可能性があります)
10:00頃から閉会式。その後は撮影タイムとなりました。
今回は大所帯のドイツ分隊を結成して事前準備の段階からかなり楽しかったです。個人的には前回問題だったことは改善出来たのですが、作戦行動に寄与できたかというと満足行く結果とはなりませんでした。ATAK端末もフロントのポーチに入れて持っていたのですが、分隊支援機関銃手としては戦闘中に取り出して見ている余裕が無かったので、端末ケース&マウントで携行する方法を検討したいです。
最後にベレー統制して記念撮影。最高ですね。
みなさんお疲れさまでした。事前準備から当日の指揮まで色々気を配って忙しく働いて下さった分隊長の
わいとさん@waito_bw、分隊無線手、班長、班無線手、班員のみんなお疲れさまでした。また一緒にやりましょう。
装備
前回はドイツ5名だけで最少人数の偵察分隊でしたが、今回は分隊規模的にも分隊支援機関銃が必要だろうということになり、ドイツ祭り等などでいつもお世話になっている
ZX-R MG3さんに以前エチゴヤより限定発売されていたショウエイ電動MG42のMG3カスタムをお借りしました。
Löwe班は役割上バリスティック装備でしたので、実際の空挺の分隊支援機関銃射手の装備を参考にしつつ、ミルシムに必要なアイテムを携行できるよう組み立てました。
MSA TC3000
LucieNVG mount
Revision Sawfly BWmodel
Condor Multi wrap -Tan
LHT Plattenträger Gen.Ⅲ -5ftd
LHT Zubehörtasche waagerecht -5ftd
LHT G36 Doppelmagazintasche Gen.Ⅲ -5ftd *1
LHT Mehrzwecktasche, klein -5ftd
LHT Mehrzwecktasche mit Reißverschluss -5ftd
LHT Medictasche Gen.Ⅱ -5ftd (w/Abreissplatte Gen.Ⅱ)
Zentauron MG3 Klett-Tasche -5ftd
75Tac P8 Einzelmagazintasche MX3
75Tactical Bauchtasche SX1 -Khaki
BHI SERPA Lv.2 USP(w/JacketSlot)
INOVA MICROLIGHT
Garmin Foretrex401
NAR C.A.T
LEATHERMAN SUPERTOOL 300
Petzl Tactikka
Silva starter 1-2-3 compass
OLYMPUS 8×25 WPⅡ Ferngläser -FG
SUUNTO VECTOR XBLACK
Map case
Para code -OD
Rite in the Rain Notebook
Staedtler Lumocolor S Black,Red
ATAK civ device (HTC SmartPhone)
ICOM IC-4300&Earphone mic
Leo köhler Kommando feldbluse -5ftd
Leo köhler Einsatzkampfhose -5ftd
LHT Cobra riggers belt
Mechanix wear original gloves -cyote
LOWA Zephyr mid TF
BW Sympatex Nässeshutz Anzug(Jacke&Hose)
Carinthia Softshell Jacke SpezKr
Berghaus Munro
BW SCHLAFSACK ALLGEMEIN II
Thermarest Z-lite
SHOEI AEG MG3 custom
VFC P8A1 GBB
ヘルメットは入手してまだ未活用だったTC3000を使用。空挺ではかなり纏まった使用例のあるヘルメットです。見た目としてはTC2000との違いがあまり分からないのが残念ですが(PhotoBWでもTC2000として纏められている)
MG射手なのでライフルマガジンポーチは必要なし。フロントパネルはATAK端末やメモ、コンパスを入れたユーティリティのみでスッキリに。GPS端末やATAKがあってもバックアップや確認用のアナログコンパスは必携です。信頼できるメーカーの無くしても惜しくない程度の入門用プレートコンパスで十分です。
サイドのダブルマガジンポーチはスモーク貸与されたら入れようかなと思っていたのですが、飲用水のNalgeneボトルを入れてました。ミニユーティリティポーチは特小無線機用。
ファスナーのユーティリティポーチには紐で脱落防止したマップケース、携行食など。
ZentauronのMG3マガジンポーチは実物のボックスマガジンと共にZR-X MG3さんからの借り物です。メディックポーチには予備のCAT、絆創膏、除菌シート、緊急時のおしり拭きシートなど。
75Tacウエストポーチにはレザーマンツール、双眼鏡、ヘッドライト、デッドマーカーを。
Munroで予備弾(としてレギュレーションで定められた重量の水)を2kg携行。実感としてはこの行動量ならもう1~2kg持てますね。結局、予備弾まで撃つことは無かったのですが。
被服は空挺でも使用例の多いLKのKommando feldbluseを選択。いつものKSK装備だと使えないのでこういう時に使わないと機会がないので。
今回は必要ありませんでしたが雨天でも開催されるので、参加を考えている方は官給シンパテックス上下は必要です。(雨具として用が足せれば特殊部隊向けゴアテックス上下でも何でも良いんですが入手性が比較的良いので)
ソフトシェルは夕食~就寝時の防寒用です。状況外ですしこれも何でもいいですね。
状況中に防寒が必要ならシンパテックスを羽織ろうかと思っていました。
次回もMG3射手なら同じような装備になっちゃうのでどうしようか悩みますね。
VFCのMG4はまだ先でしょうし。偽装に注力するのも良いかもしれません。